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「めがね風船」のカミヤ店長
===============

栃木県のカメラ屋さんサトーカメラのインターネット店の店長(裏の顔)
表の顔の人は佐藤太郎くん
http://satocame.livedoor.biz/
※中の人ではない※
性別:有り。
趣味:なし。
特技:それなりに
好物:メシウマな話
悩み:最近は腰どころか、背中全体が痛い^^
よく行くHP:ニコニコ動画
mixi id:12471377
ようつべ id:1154pkuhun
ニコ動 id:6988739
Twitter id:ky_tencho

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「トランジスタ・ラジオ」

ども

やっとと言うべきか言わざるべきか。

このカミヤ店長の安売日記というブログは
相も変わらず全然「安売り」のことについて書いてなければ
毎日更新しているわけでもないので「日記」でもないという
ブログタイトル完全無視なスタイルを突き通しているわけですが
最近では記事のタイトルと内容もチグハグになってきているという
もう手のつけようがない程の荒廃ぶりになってまして
エキサイトブログという無料サービスを利用して
カミヤ店長個人のどーでもいいようなことを
書きたい時に勝手に更新しているという
ステキすぎるコンテンツであることは
衆知の事実であると認識しています。

そのエキサイトブログにやっとコメント通知機能が付きまして
逆に今までなかったことが不思議なくらいなんですけど
どこのだれぞが記事にコメントを投稿していただきますと
その通知がぼくのケータイメールに飛んでくるようになったのですが
その通知はリアルタイムではなく2時間に1回という中途半端な通知でして
「これからはスグに返信するからね!」とも言えないし
かと言って「まぁそこそこのスピードで返信するよ」って言われても
ピンと来ないしっていう感じでどうも記事にしづらい感は否めないのですが
とにかくコメント通知が来ます。来ることだけは確かです。

だからどうなのかという事が重要だと思うので
それに関してだけ触れたいと思います。
まぁ「だけ」とか言いながらもうすでに余計な事ばっか書いていますが
それはまた別の話。

2時間に1回という中途半端な時間ながらも
これからはコメント通知がケータイに来るので
間違いなく全員に返事が書けると思います。
遅くても2時間後には。
レスに困るようなコメントじゃない限り。

いや今までももちろん書いてたんですよ。
どーでもいい記事なのにコメントを寄せてくれる通りすがりの人もいるし
2ちゃんあたりから飛んできたとても否定的な方もいるし
2ちゃんから飛んできた逆に同意見の人もいるし
ホント物っ凄い勢いで毎回読み逃げの人もいるし
毎朝うんこしながら読んでる人もいるし
「今日は凄い大漁だったのにそんな時に限ってブログ短いし」とか
そんなとこ知るか!って事をわざわざ言ってくる人もいるし
コメントじゃなくてわざわざマウストューマウスでダメ出しする人もいるし。
マウストューマウスじゃ人工呼吸か。なんだ?マンツーマン?
いや違うな…面と面を合わせてってなんて言うんだ?
まぁどーでもいいけど。

そんなこんなでその新しい機能をフルに使いまして
前回のログ更新後とかもコメント通知が来たら速攻で返事とか
ケータイからログインして頑張ってしちゃったわけですけど
それでも夜中の0時から朝の8時までの間はコメント通知がされず
ぼくの睡眠の妨げになることはありませんのでご安心下さい。
っていうか午前0時には寝ないけど!
っていうかそんなにコメント来ないけど!><

逆に朝8時から24時の間にコメント通知が来ますと
どこぞの芸能人みたいにブログ炎上とかになった際には
きっと普段一向に来る気配のない通知メールが鬼のように来て
朝から晩までケータイのバイブがブーブーブーブーいいっぱなしで
大変なことになるのかも知れないと思うとちょっと恐怖だったりします。

「ブーブーブーブー!ブーブーブーブー!」

「もー!><
 うっさいなー!
 朝からずっと鳴りっぱなしじゃん!><」

「ブーブーブーブー!ブーブーブーブー!」

「あー!もー!><」

「ブーブーブーブー!ブーブーブーブー!」

「ブーブーブーブーうっさいわ!お前は豚か!」

「豚じゃないけど」

「うわっ!ケータイがしゃべった!」

「そらしゃべるわ。豚違うしな」

「…え?」

「聞こえんかった?豚 違 う し な !」

「いや…そういう意味じゃなくて…」

「っていうかお前さ、何を貰って来てん?」

「え?」

「これウィルスとかスパムとかその類やろ?」

「いや…ぼくも分かんないけど…」

「なんでこんな朝から働かせとんねん」

「つーか、え?なんで関西弁?」

「いつもは1日のうちに俺が仕事してんのって1分もないやんか」

「…まぁ…友達とか少ないしね」

「うわー。今日は自虐も冴え渡ってますなー」

「ほっとけ!><」

「昨日どこかのエロサイトでも行ったんやろ?」

「いや行ってないし!昨日は普通に殆ど触ってないし!」

「ケータイ依存症のお前が触らないわけないやろ!」」

「つーか、え?なんで関西弁?」

「あーもう!マジしんどいわー!」

「何が?」

「この小刻みに震えんの結構大変やねん」

「…いや…あの…なんで関西弁なの?って…」

「貧乏ゆすりとかお前もするやんか?」

「あーうん」

「それくらいしんどいねん」

「…あー…うん…それ…しんどいか?…な?」

「まぁええわ。とにかく止めろや」

「え?」

「バイブ止めろや」

「どうやって?」

「知らんがな!お前のケータイちゃうんか?」

「そーだけど」

「じゃー早く止めんかい!」

「え?え?え?」

「早くせんかいボケ!」

「は…はいっ!><」

みたなね、ことになってしまうと思うんですよ。
ぼくとケータイの立場が逆転してしまい
これからはぼくがケータイの下僕みたいな感じになってしまうかもしれないじゃないですか。
炎上がきっかけで。

まずい、と。
これはまずい、と。
人間が機械に使われる時代に突入してしまう発端をぼくが作ってしまうかもしれない、と。

しかしまずいっていうことは分かっていながらも
以前より便利になったこの機能を使わないのは勿体ないっていうエコ精神も捨てられず
かといって炎上が起きてしまった時のケータイとの立場逆転も人類の危機を誘発してしまう可能性がある。

これは自分自身の利益を取るか
はたまた人類の幸福をとるか
重大な決断をしなければならない時が
ついにぼくのところにも来てしまったのかもしれない。。。

っていうかまぁ
ブログ炎上するほど読みに来てる人数いないから
こんなの無駄な心配なんですけどね!><



カミヤ店長でした。
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# by satocame | 2009-05-15 00:05 | D.独り言
「あふれる熱い涙」

ども

えーっと。
何からお話をすればいいのかちょっとまだ脳内の整理が出来てなく
本能の赴くままに書き出してしまったのですが
思いついた言葉をそのまま書くので伝わりにくい表現や言葉があったらごめんなさい。
あ、思いついたまま書いてるのはいつものことか。

毎週月曜日といえばサトカメ恒例の地獄の店長会議なんですが
先週ももちろんありまして
その時に専務の口から「スーパーバイザー」っていう言葉が出てきまして
スーパーバイザーっていうとぼくの頭の中にパッと出てくるイメージは
「カーネルのことね」みたいな相変わらずパソコン脳全開なんですけど
そんなわけがないので得意のwikiで調べたんですが
多分、色々な意味がある中で専務が言いたかったのは

小売業で、消費動向から流行を読み取り、それに適した商品を仕入れる人。コンビニがスーパーバイザー(SV)としては有名(セブンイレブンはOFCと呼ぶ)。各店舗のPOSを通じ送信されたデータが本部へ送信され、スーパーバイザーを通じ各店のオーナーや店長へデータを渡し、店舗の改善・指導を行う。また、経営数値指導・注文等の指導も行い、店舗とコンビニ本部の橋渡しを行っている。

っていう事だと思うんですけど
要するにサトーカメラで言う商品部のことか。
くらいの考えでいたんですが
今週の月曜日の会議でその実態がなんとなく分かって来まして
組織として
上記の前半と後半の仕事を分けて前半の部分の仕事を商品部
後半の部分の仕事をスーパーバイザー
といして位置付けするみたいなんです。

ここまでだったら何の問題もなく
「あっそう」
くらいの客観的な対応で済むんですけど
今現在
栃木・茨城・埼玉の3県の県境として
価格競争においても人間関係においても
強豪犇く小山の城東店の店長という仕事をしながら
インターネット竜宮城店の太郎店長とサトカメを橋渡しする仕事と
サトメルの作業要因をしてることは以前お伝えした通りなんですが
今回のSV制度導入により
写真商品部という仕事が増えました。
っていうか
軽くキャパオーバーですよ。
どれくらいオーバーかというと
ぼくの身長に対する適正体重に比べた実質体重と同じくらいオーバー。
うわ。
分かりにくぃー。

小山城東店の店長だけを任命されノビノビ気楽にやってた日々がすでに愛しいのですが
こんなご時世に仕事が貰えるだけでもありがたいと思い
ちょっと頑張ってみたいと思っている最中
今日(5月12日)社長から正式に人事異動の辞令が出まして
小山城東店店長兼写真商品部兼インターネット部のカミヤとなりました。

その直後くらいに宇都宮鶴田店の滝店長から
小山城東店に電話がありまして
「ダビング業者の人が飛び込みでお店に来たんですけど」
っていう写真商品部の仕事がいきなり来たんですけど
その電話の最後に滝店長に
「大丈夫ですか?」って心配して貰っちゃったんですね。

「大丈夫ですか?」

「え?何が?」

「いやなんかまた仕事が増えたみたいで」

なんという心優しい青年なんでしょう。
サトカメ最年少店長でありながら
宇都宮鶴田店の店長を任命され
お客様にも「滝さん」と
「さん付け」で呼んでもらえる
無限の可能性を秘めたカリスマ(?)店長です。
さすがです。
その優しさに目から青春の汗が流れそうになったのですが
それはまだ営業時間中で
目の前にたくさんのお客様がいるのもあり
その熱い思いをぼくはぐっと堪えたわけです。

「あーありがとう。でもまぁ多分だいじだべ」

「ちょっと心配してますよ」

「いや死ぬことはないからだいじだよ」

「いや。そうじゃなくて」

「え?何が?」

「いやブログの更新がまた止まっちゃうんじゃないかと」

うはwwwwwwwwwwwwwwwww
心配してるのはそこですかwwwwwwwwww
ぼくの体調を気遣ってくれたのかとwwwwwwwww

そwwwwwこwwwwでwwwwすwwwwかwwwwwwwwwwwww
結局ぼく涙目wwwwwwwwwwwwwwwwwww



っていう事で、ブログ更新したぜ!滝くん!><
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# by satocame | 2009-05-12 23:59 | F.仕事の話
「雨上がりの夜空に」

ども

いやはやここ栃木では暑い日が続いておりまして
最近では夜になるとカエルの合唱が響き渡るようになってきたのですが
ぼくはこの季節の夜がとても好きでして
昼間の暑さを忘れたように落ちた心地よい気温と
それを肌で感じさせる冷たい風が
火照る体から体温を徐々に奪って行き
やがて自然と安らかな眠りにつく。。。

そんなこの季節独特の夜に感じる香りが好きなわけです。
別に匂いフェチとかそーいうんじゃなくて。

しかし一昨日あたりから久しぶりに雨になりまして
ちなみに栃木県では「おととい」のことを「おとつい」って言うんですけど
「おとつい」で変換しても一向に「一昨日」という文字が出てこないんですね。
だから何だって話ですけど。

一昨日の午前中は
連日のようにアスファルトをガンガンと焦がす
太陽の姿が天に君臨しておられたのですが
午後からだんだんと雲行きが怪しくなり
ついには雨が降り出し
空気中の上昇した温度を洗い流すと
とても過ごしやすい日になったわけですが
そんな三日間続いた雨も今は止み
翌日から晴れることを予測するかのように
辺り一面を真っ白な夜霧がすっぽりと覆い尽しまして
つーかね
マジ全然前見えなかった。

会社の帰り道とか一生懸命な勢いで
前だけ見てマイカーのハンドルをキャッチしてるわけですけど
ホント前が見えないんですよ。
フロントがキャントルックなんですよ。

普通に田んぼに落っこちたし。
全然意味分かんない。

つってもまぁ
危ういところで片輪を畔に突っ込んだくらいで助かったんですけどね
3回くらい。
ある意味助かってないけど。

でも大事に至る事なく無事今日を迎える事ができまして
今日も元気に出勤してきたんですけど
大事に至っていたのは隣の「すき家」さんだったみたいでして
どーやら昨夜10時頃に強盗に入られたみたいなんですよ
雨上がりの夜空に。

いつものようにキメて
こんな夜に発車しちゃったみたいなんですよ
その犯人。

今朝の栃木県最強の地方紙として名高い下野新聞に
そんな身近に強盗が入った記事が出ていたものですから
思いっきりビックリしちゃいましたもんね。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/accident/news/20090508/144747

どれくらいビックリしたかと言うと
ある日突然なんの前ぶれもなしに産み落ちる
一本グソってあるじゃないですか。
長さも太さも堅さも申し分のない完璧な一本グソ。
アレを生み落とした後にケツを拭いた時に
ペーパーに全くウン筋が付かない時ってあるじゃないですか。
あの時くらいのビックリです。
ね。
全然意味分かんないんですけど。

したっけ
こりゃーウチも防犯体制をしっかり整えなくちゃいかんな
と思いまして
まずは犯人が攻め入って来た時の為に
入念なイメージトレーニングをしておこうと思ったわけです。

ほら
まずは犯人像を捕らえておかないとダメじゃないですか。
シミュレーションをするのにも犯人のイメージって重要じゃないですか。
で、その新聞紙面に書いてある犯人像を読んでみました。

男は青いズボンを履いていて (ジーンズかな?)

身長約170センチくらいで (ふむふむ)

35歳くらいで、 (ほうほう)

小太り (・・・・・・・・・・)



ぼ…ぼくかっ!?∑(゚Д゚|||)



いやアリバイありますからね(汗)
ホントに!(滝汗)
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# by satocame | 2009-05-09 21:51 | D.独り言
「ポケベルが鳴らなくて」

ども

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--------------------------------------------------

さて

日本一存在感のない県と呼称されて久しいここ栃木県では、5月の上旬に訪れる祝祭日が団子状になった週の事をゴールデンウィークと呼び、それぞれの休日の楽しみ方を満喫しているのですが、もうそのゴールデンウィークも終盤に差し掛かりまして、今日あたりのニュースの東北道の渋滞速報とかに出てくる「矢板IC付近は○○kmの渋滞」の「矢板」とは栃木県のことですよ。
まぁかなりどーでもいいんですけど。

ゴールデンウィークの楽しみ方は人それぞれでして、家族旅行に出掛ける人もいれば、スポーツ観戦やテーマパークで余暇を楽しむ人もいる。この機会に実家に里帰りしたり、温泉場でゆったりする人もいると思いますが、やはりゴールデンウィークといえば日常とは違う行動をとる方が多いと思うんです。
まぁぼくクラスになるといつもの日常通りに仕事ですけどね。

欧米ではその日常を写真で撮って想い出に残しておくっていう写真文化が発達しているのですが、ここ日本ではその国民性からか、写真=非日常というイメージから抜け出せないでいまして、でもそんな日本人でもカメラを持って出掛けるのがゴールデンウィークという非日常の大型連休でもあるわけです。
まぁぼくクラスになるといつもの日常通りに仕事ですけどね。2回も言っちゃいましたけど。

そうすると、もちろん皆さん沢山の写真を撮っていらっしゃるわけですから、ゴールデンウィークとカメラ屋さんは切っても切り離せない関係になってくるわけです。

まぁぼくレベルのラッキーボーイになりますと、そんな写真の多い時期に限って写真を焼き付けるマッシーンに異常が出たりとかさせちゃう幸運の持ち主なんですけど、今日とかもちょっと一時紙詰まりが激しくてアタフタしてしまいました。
ですから、そういう意味ではぼくも非日常なわけですね。ぼく涙目。

そんな時期なものですから、ここのところサトーカメラから沢山ケータイメールクーポンが送られてきまして、しかも結構毎日色んなお客様がそのケータイクーポンを持って来店してくれるものですから、これは少しでも多くの方にそのお得さ・楽しさ・さわやかさを知ってもらいたいと思いまして、縦読み風に記事を書いてみました。
っていうかこの改行の連続はエンターキー押し過ぎだろコレ。これを毎日ブログとかで書いてる人のパソコンは絶対エンターキーが一番最初に壊れると思う。いや絶対壊れる。

というわけで、いよいよゴールデンウィークも大詰めを迎えてまいりました。
6日までの方も10日までの方も、ゴールデンウィークも仕事だった方も、いつもの日常だった方も。これからのケータイメールクーポンを要チェックしてください。

では!´∀`)ノシ
次にまた仕事の話をするのはシルバーウィークです!
シルバーウィークがいつだかよく分かってないんですけどね。

カミヤ店長でした^^
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# by satocame | 2009-05-06 01:18 | F.仕事の話
「勘違い」


国境の長いトンネルを抜けると雪国だった。
      ~川端康成「雪国」より~


ども

すみません。今日は不謹慎ながらちょっとホロ酔い加減でこれを書いてます。ちなみに500ml缶ビール3本目です。ぼくこんなにお酒弱かったっけ?
ってまぁ誰に聞いてるんですかね、ホントに。

文頭の一文は、川端康成の「雪国」の有名な出だしですが、日本人ならばこの一文を聞いた事がない人はいないのではないかと思うくらい有名すぎる文章で、むしろこの一文を聞いただけで「これは川端康成の「雪国」だ」と分かる、「我輩は猫である」並みの日本文学イントロドンっ!だと言っても過言ではないと思うんです。

でも実はぼく、この有名すぎる川端康成の「雪国」を一度も読んだことがなかったんですよ、「有名すぎる」とか知ったかぶりしましたけど。もちろん夏目漱石の「我輩は猫である」も読んだ事がない…っていうかあんまり読書は好きじゃなi…のですが、それはまた別の話。

しかし、そんなぼくにも過去に文頭の文章に触れた事があるはずで、だから有名な文章だということを知っているのですが、曖昧な記憶を辿ってみると多分それは雪国を読んだとかではなく、小学校の頃に先生が授業中に話していた言葉だったのではないかと想定されるわけです。

正確にはこの文章自体を初めて聞かされた時を覚えているのではなく、この文章から沸き立った脳内イメージの起源というか、初めてイメージしたのはこの頃だろうという中途半端な記憶なので、本当に小学校の頃の先生が言ったかどうかは定かではなく、実は文章自体の覚え方も曖昧で「トンネルを抜けたら、雪国だった」とか、本来の文章のニュアンスは残っているものの、まったく違う文章に脳内変換されていたんです。

考え方によっては、たった一文を聞いただけで脳内イメージが広がるほどの強烈な文章だと言えるわけですが、このログを書き始める時になんとなく浮かんだ文頭の文章を書く為に、wikiとか一生懸命調べたんですけど、あまりの己のイメージとの隔たりに驚かされたんです。

ぼくがイメージしていたこのシーンは、

時代は明治時代くらい(曖昧)、群馬県側から徒歩で山を登り、山の中腹ほどに掘られたトンネルへ差し掛かる。(群馬県と新潟県の県境のトンネルというイメージは、後にマスコミの情報によって植え付けられた物だと思われる)。トンネルは長く、出口の見えない暗がりを前へ前へと進んでいくと、目の前に一筋の光が見える。暗がりに慣れてきた目にトンネルを抜けた瞬間の明るさは瞼を押される様な痛みを感じるが、痛みを堪えて瞳を開けてみると、明るい太陽が一面の銀世界に降り注ぎ、照り返すその光がキラキラと眩しかった。その美しさに心奪われた。

みたいな感じだったんです。というか、さっきwikiを見るまではそう思っていたんです。しかし、蓋を開け「書き出しの読み方」の項目で書き出しの部分を初めて見て、戸惑いすら覚えてしまいました。その項目では「国境」の読み方が「こっきょう」なのか「くにざかい」なのかということについて触れていたのですが、ぼくが着目したのはソコではなったんです。書き出しの文章はこのようなものだったんです。

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号機に汽車が止まった。」


  ↓
「…雪国であった。夜の底が白くなった。信号機にk…」
  ↓
「…夜の底は白くn…」
  ↓
「…夜の底…」
  ↓
「…夜…」

ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
まじでwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
夜ですかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
よwwwwwwwwwwwwwwるwwwwwwwwwwwwwwwwwwっうぇっうぇwwwwwwwwwwww
しかもwwwwwwwwww徒歩じゃなかったんだwwwwww
全然イメージと違すぐるwwwwwwwwww

みたいな。

しかもその「書き出し」の部分は、「雪国であった」「夜だった」「汽車が止まった」という事象だけが淡々と連なっていて、その雪景色を見た時の感情や感嘆などの表記は一切ないわけです。逆に、主人公の島村の無感動でちょっと斜に構えていて、情よりも知が優先されるような左脳的な人間性を川端康成はこの一文で表現したかったのかもしれない。
もちろんコレもまた「雪国」を全部読んでいないぼくが持った、その三文から伝わる個人的なイメージでしかないんですけど。

時として思い込みとはとても怖いことで、一瞬だけの事象や言葉・会話などから己のイメージを膨らまし、あたかもソレの全てが分かったような感覚に陥る時があるのですが、それはあくまでも己の妄想であり勘違いであることが多く、真実とはかけ離れていることが多いのです。

もうかれこれ10年くらい経つのだろうか。
学生の頃に開けた左耳のその小さな穴は、就職活動の時にピアスを外したのをきっかけにそのまま放置され、存在を忘れてまではいなかったもののの、もうすっかり閉じてしまっていたんです。いや正確には閉じてしまったと思い込んでいたんです。

それから何度もピアスの話が出るたびに「もう閉じちゃったけど…」という言葉が枕詞のように使われていたのですが、今日も同じようにピアスの話が出まして、同じように「もう閉じちゃったけど…」と鉄板を出したわけです。
ただいつもと違かったのは、目の前にクリップがあった。それだけの事だったんです。

「ほら見て」

鬱蒼と伸びて来た髪の毛を掻きあげ、その穴の途中まで渦巻状のクリップを中途半端に直線状にし、ただの針金状になったモノを突き刺し、ぷら~んと宙吊りになったそのクリップで一笑い取ってやろうと意気込んで見せたその時、思わぬ事態が発生してしまいまして、約10年もの間「閉じた」と思い込んでいたその穴を、クリップが通り抜けてしまったのです。

「あ…」

人は予期せぬ事象が目の前で起きた時、予測していた事象と異なる事象フラグが立つと、一切の言葉が出なくなるものなんですね。耳の裏に通り抜けたクリップを口を半開きにしながら手探りで確認するのですが、明らかに通ってるんですよ、穴が。ちゃんと通りぬけちゃってるんですよ、クリップが。クリップっていうか今はただの針金みたいな姿にされちゃった元クリップが。

なんて言うか、今まで数々の人達に向かって「もう閉じちゃったけど…」って連呼してたわけじゃないですか。それによって「勿体ない!」っていう言葉を沢山頂いてたわけですよ。いや別に全然勿体なくないんですけど。

でもその瞬間、ぼくの目の前には一面の銀世界だとも言える「夢」が開けたんです。いや「夢」なんて大袈裟なんですけど、久しぶりに、それこそ10年ぶりにピアスでも付けてみようかな、と。ちょっとオシャレなんてしてみようかな、と。長い国境のトンネルを抜けてみようかな、と。思いまして、思っちゃいまして、昔買ったピアスを探しました。

見つけました。

ピアスの穴に入れました。

曲がって入っちゃいました。

血が出ました。

ぎゃああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!
血ぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!

血は耳たぶからキレイな放物線を描いて噴き出しました。プチって音がしました。それでも穴が塞がっていない事を知ったぼくはへこたれません。今日のぼくは無駄にポジティブ。また明日ピアスを入れることにしました。

晩酌の時間になりました。

ビールを開けました。

飲みました。

血が昇りました。

キレイな放物線を描いて噴き出しました。←今ここ。



勘違いの長いトンネルを抜けると、血の国だった。

カミヤ店長でした。
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# by satocame | 2009-05-03 01:52 | G.どうでもいい話



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